銀行が人材の融通を支援して企業をサポートするそうです。
10月19日の日経朝刊からご紹介します。
三井住友銀、取引先間の人材融通支援 過不足を緩和
ここから
三井住友銀行は人材に余剰感が出ている取引先企業の雇用を支援する。人材が不足している別の取引先を探し、双方の希望があえば出向してもらう仕組みをつくる。新型コロナウイルスの影響で雇用の維持が厳しくなる企業が増える一方、IT(情報技術)や医療・介護、物流など人手不足感が強い業界もある。雇用の過不足を緩和することで取引先の収益改善につなげる。
全国に約10万社ある取引先から雇用の過不足を聞き取り、従業員の出向を実施したい企業と、受け入れを希望する企業の情報を集める。社会人の再就職支援などを手掛ける公益財団法人の産業雇用安定センターにその情報を渡し、人材をマッチングしてもらう。月内に開始する予定。
企業間で人材の融通ができれば、社員の休業や解雇による人材流出を抑える効果が見込める。
従業員の意向に反する出向とならないよう、出向元企業は同意を個別にとるか、就業規則などで条件をあらかじめ定めておく。出向した従業員の待遇は原則として出向前の水準を維持し、賃金の支払いは双方の企業が協議して分担を決める。
ここまで
この記事の解説は、こちらからお入りください。一緒に考えてみましょう。