昨年10月22日の「即位の礼」で使用された「高御座と御帳台」が特別公開されています。

 

特別公開されている場所は、上野の東京国立博物館です。


先日、行って参りました。

 

 


いまさらながらですが、読み方は…
高御座:たかみくら
御帳台:みちょうだい
です。

 

高御座は天皇陛下が立たれたもので、御帳台は皇后陛下が立たれたものです。

 

 

 

では、写真を…。

 

まずは、高御座と御帳台(手前が高御座)。

 

高御座の方が、かなり大きいです。

 

ちなみに、高御座は、総高6.48m、幅6.06m、奥行5.45m。

一方、御帳台は、総高5.67m、幅5.30m、奥行4.77m。

計算すると、いずれも高御座が御帳台の約1.14倍です。

 

 

 

高御座の正面です。

 

そして、御帳台の正面です。

 

 

 

裏側へ参ります。

 

手前が、御帳台です。

国民が注目する中、この階段を上がられたのですね。

 

これが、御帳台の裏側です。

 

そして、高御座の裏側です。

 

 

 

ボキャブラリーに乏しいので、どのように感想を述べれば良いのか分からないのですが、一言で言いますと「豪華絢爛」。

 

この高御座と御帳台は大正天皇の即位の時から使われているそうです。

ということは、約110年前の作製。

 

いまは色彩豊かなものをどこででも見ることができますが、当時はいまよりも豪華絢爛さに拍車がかかって見えたのではないかと思います。

 

 

 

東京国立博物館での特別公開は、今週末の1月19日(日)までです。