お正月って、箱根駅伝を「ダラダラ」と見てしまうものですよね。
ここ数年、母校が優勝争いをすると、「ダラダラ」ではなく、「ドキドキ」します。
昨日もそうでした。
スタートの直前のテレビ…男性の声で、「頑張れ!青山! 青山!頑張れ!」という声が聞こえました。
気合い入っていたなぁ、あの青山OBの方…。
スタートの号砲の直前だったので、女性のスタッフから「お静かに願います」との声…。
お断りしておきますが、私ではないので…。
青山学院大学は、往路優勝しました。
目標は総合優勝でしょうから、ここで喜ぶのは早い。
青山の選手の走りを中心に、往路を振り返ります。
1区 𠮷田圭太君
しっかりレースを作ってくれてありがとう!
ご本人は、この順位に納得していないことでしょう。
来年は、どこかの区間で区間賞、いや区間新を期待します!
東洋・西山君の3年連続区間新が期待されましたが、11キロ過ぎで遅れました。
大井町付近での遅れですから、大森・蒲田・川崎・鶴見と考えれば早すぎる…。
あとで書きますけど、私、六郷橋へ応援に行きました。
暖かかったので、各ランナーは額に汗していました。
西山君の調子が上がらなかったのも、そのせいなのでしょうか?
2区 岸本君
「本当に、1年生かよ」と思いました。
あと3年間、安心ですわ。
一色君のように、今後の2区のアサインを譲るな!
花の2区が終わる時点で、1位で襷を渡せるとは、予想だにしませんでした。
恥ずかしいのですが…戸塚中継所に迫る時、テレビの前で「行け!行け!よっしゃ!」と声を出してしまいました。
東洋・相澤君、モンスターだわ…。
彼が2区の先頭集団にいたとしたら、レースプランを狂わされた選手がいたのではないかと思います。
3区 鈴木君
沿道に手を振る余裕。
東京国際・ヴィンセント選手に抜かれましたけど、あれは仕方ない…。
最後は、國學院に2位を譲らなかった。
主将としてしんどい一年だったでしょうけど、しっかり最後に「主将らしい」力を発揮しました!
お疲れ様!
東京国際・ヴィンセント選手…従来の区間記録を2分縮めての区間新って…。
そんなことがあり得るのだろうか?
本当に1年生なのか(笑)?
ここで、「ところで、東京国際大学って、キャンパスはどこにあるんだ?」と思い、ネット検索…。
「このページを表示できません」との表示…私と同じことを思った方が大勢いたのでは?
4区 吉田祐也君
13.8キロメートル地点で、1位・東京国際を抜きました。
襷をもらった時点では差がありましたが、この時間帯は曇っていて気温が下がった(?)のが良かったかも?
去年の東洋・相澤君の区間記録を更新する見事過ぎる走り!
ナイスラン!
5区 飯田君
全日本のアンカー勝負での悔しさをここで晴らせたかな?
区間記録保持者の國學院・浦野君の走りは怖かったです。
その浦野君を勝るタイムでした!
安定の走り、お疲れ様、そしてありがとう!
怖いのは東海。
東海との差をつけておきたい…これが優先課題の5区でした。
昨日書いた通り、青山のメンバーの「山」を心配していました。
「上り」は大成功です!
もう一つの課題の「下り」はどうでしょうかね。
小野田君ほどの活躍を期待してはいけないのかもしれません。
だけど、総合優勝のためには、どうしてもそれなりの走りを期待してしまいます。
今日の復路の展望として…
4位・東海大学とは3分22秒差です。
追う立場だったら、「この差って、追い付くのは難しいよね」と思うでしょう。
追われる立場だったら、「抜かれる可能性がある差だよね」と思うでしょう。
どちらが正しい感覚なのでしょうか?
とにかく、6区と7区の二つの区間は持ちこたえてほしい。
去年までなら、この区間は小野田君と林君がいましたから、3分差はセーフティーな差でした。
果たして、今年は?
ここは、青山の総合優勝にとって大きなポイントでしょう。
最後に…
冒頭で申し上げました通り、昨日は1区の六郷橋へ応援に行きました。
当初行くつもりはなかったのですが、1区・𠮷田圭太君の頑張りをテレビで見ていると「自分にできることをしなければ」と居ても立っても居られず…。
六郷橋には、多くの人が詰めかけていました。
「𠮷田!区間賞!𠮷田!青学!𠮷田!区間賞!」と、大きな声を掛けました。
周りに声を出している人はいなく恥ずかしかったですけど…。
今日、10区まで勝負がもつれるようでしたら、六郷橋で応援したいと思います。
昨日の朝の六郷橋付近の写真を載せます。
よろしければ…。
自分が応援している大学だけではなく、すべての大学を応援する…これが箱根駅伝の良いところだと思います。