伊勢路を駆け抜ける昨日の全日本大学駅伝、面白かったです。
本音で言いますと、悔しかったんですけど…。
まずは、東海大学の16年ぶりの優勝、おめでとうございます。
關君や鬼塚君が欠場でも強い。
黄金世代は、強すぎる!
私の優勝予想は、東海でした。
母校・青山学院は、3位に入れば良しと思っていました。
予想は当たったのですが、何とも悔しいです。
青学を3位予想したのは、アンカーで4位とか5位で襷をもらい、最後に3位になると考えたからです。
アンカーにトップで襷が渡り、逆転負けで2位となるとは…。
出雲駅伝では5位でしたから、長距離の全日本で2位に入れたことは、箱根に繋がると思います。
青学の走りを中心に、レースを振り返ります。
1区・湯原君(2年)と2区・岸本君(1年)
出雲駅伝と同じ配置でした。
低学年ですが崩れることなく、きっちりとレースを作ってくれました。
3区・神林君(3年)、4区・鈴木君(4年)
3区の東洋・相澤君は、異次元の走りでしたね。
従来の区間記録を1分8秒上回るって、とてつもないです…。
青学は、この2区間がブレーキでした。
この悔しさを箱根で晴らしてほしいです。
5区・吉田君(4年)、6区・中村君(4年)、7区・𠮷田君(3年)
駒澤の1年生・7区田澤君は脅威です。
本当にスーパールーキーでした。
青学は、4区までの遅れを、この3人で取り戻してくれました。
7区が終わった時点でトップに立てるとは思いもしませんでした。
この3人の箱根での走りは、本当に楽しみです。
8区・飯田君(2年)
東海・名取君の走りは、素晴らしかった。
本当に強かったです。
最初、東海・名取君が青学・飯田君に追いつこうとしなかったので、「このまま行けるのか?」と期待しました。
4.3キロあたりで追いつかれ、そのまま置いて行かれました。
猛追してきた駒澤と東京国際に抜かれなくて良かったです…。
終わってみると、記録は東海大学の圧勝でした。
ですが、それまでの区間ではトップが入れ替わることや、大きく順位が変動することもありました。
よく言われる「戦国駅伝」に、本当に突入してきた感ありです。
箱根まで残り2ヵ月。
各大学は最後の総仕上げに入るのでしょうね。
いまから、箱根が本当に楽しみです。