上野の国立西洋美術館で開催されている「松方コレクション展」。

 

 

 

戦前、日本人も西洋の絵画を鑑賞できるようにと、川崎造船所の社長であった松方幸次郎さんがパリやロンドンで多くの絵画作品を収集しました。
購入した作品を日本に持ち帰り、美術館を建てて公開する準備をしていたとのこと。
その美術館は「共楽美術館」と名前まで決まっており、設計案も作られ、麻布に用地まで確保されていました。

 

敗戦により一度はフランスに接収された作品は、戦後、「国立西洋美術館」の誕生とともに日本に寄贈されたそぅです。
松方氏の夢であった「共楽美術館」が、いまの「国立西洋美術館」に成り代わったというところでしょうか…。

 

そんな松方氏のコレクションを鑑賞できるのが、この展覧会です。

 

 

 

絵のことはあまり分からないのが正直なところですが、ゴッホの「アルルの寝室」やモネの「睡蓮」が展示されています。
「アルルの寝室」は、オルセー美術館でしかお目にかかることができないですから、貴重かも…。

 

 

 

松方コレクション展は、9月23日(祝・月)までの開催。
この3連休で、上野の杜へ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

 

私は、二度行きました…。