先週末、実家がある高松へ帰省しており、児島のジーンズストリートへ寄ったお話しをしました。
それとは別に、京都・宇治にも寄りました。
今年の3月初旬に平等院を訪れ、もう一回宇治に立ち寄ってみたいと思っておりました。
目的地は二つ。
まず一ヵ所目は、三室戸寺(みむろとじ)。
ここは、「花の寺」として有名です。
いまは、紫陽花が見頃です。
しばらく雨が降っていないせいか、潤いに乏しい気がしましたが…。
境内は決して広くはないのですが、多くの人が訪れていました。
煩悩を消すために、私も鐘を撞きましたが、そう簡単には消えないでしょうね…。
もう一ヵ所は、興聖寺(こうしょうじ)。
曹洞宗の開祖・道元禅師が永平寺よりも前に開いたお寺です。
京都には多くの禅寺がありますが、ほとんどが臨済宗のお寺。
京都の曹洞宗のお寺は珍しいかもしれません。
境内へ向かうために、「琴坂」という坂を登ります。
石段ではないところが珍しいかも?
法堂(はっとう)は、落ち着いた佇まいです。
興味深かったのは、僧堂です。
修行をする雲水さんたちが坐禅を組んでいる姿が目に浮かびます。
この坐蒲(ざふ)の上に座り、壁と相対し、坐禅をするわけですね。
「只管打坐(しかんたざ)」。
言葉で言うのは簡単です。
ただただひたすらに座るだけなのでしょうけど、冬はきついでしょうね…。
宇治と言えば、平等院が有名です。
平等院へのご旅行に加えて、この2つのお寺にも訪れてみてはいかがでしょうか。