セクハラという言葉が世に出た(?)ことの記事です。
4月15日の日経夕刊「ニュースなこの日」という記事からご紹介します。
4月16日 日本初のセクハラ裁判 原告の出版社女性勝訴
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1992年4月16日、セクハラの違法性を問う日本初の裁判で被害者が全面勝訴した。原告は出版社で働いていた女性。男性編集長に性的なうわさを繰り返し吹聴された。それをとめようと上層部に訴えたところ、会社からは退職を強要された。「これは性差別だ」。女性は89年、福岡地裁に提訴。当時、国内で認知されていなかった性的嫌がらせの概念を広めるきっかけになり、この年セクハラは流行語にもなった。
判決は「働く女性の評価を低下させる不法行為」として会社や上司の責任を認定し、損害賠償を命じた。その後、男女雇用機会均等法にセクハラ防止義務が盛り込まれるなど、働く女性を取り巻く制度はある程度、前進した。
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