所用で実家に帰っております。
その帰りに途中下車で、京都・宇治へ寄りました。
まずは、お決まりの「平等院」へ。
一番有名なのは、「鳳凰堂」でしょう。
建立されたのは平安時代で、江戸時代から鳳凰堂と呼ばれ始めたそうです。
他の人がやっていたので、私も10円玉と並べて撮影してみました。
ピンぼけですけど…。
そして、「萬福寺」へ。
禅宗と言えば、臨済宗と曹洞宗が有名ですが、この萬福寺も禅宗である黄檗宗(おうばくしゅう)の総本山です。
この萬福寺を造ったのは、「隠元隆琦(いんげんりゅうき)」という中国の僧です。
有名なのは、インゲン豆を伝えたこと。
そして、読経の際にお坊さんが叩く木魚を伝えたこと。
その木魚の原型となっているのが、この萬福寺にある「魚板(ぎょばん)」です。
全然形が違いますね。
最後に、宇治ではありませんが、万寿寺へ。
ここはかつての京都五山の第五位です。
東福寺の塔頭ということで規模は小さいですし、現在は公開されていません。
そんなこともあり、とても寂しい感じがしますが、かつてはここで禅の修行が行われていたのだと思います。
これから京都へ行くのもいい季節になりますね。