昨日、箱根駅伝の往路が終わりました。

 

 

東洋大学が見事に往路優勝を遂げました。

1区から5区まですべて1位通過の完全優勝です。

 

 

2区から東洋大学の一人旅。

相手なき中、監督車から選手をうまくコントロールした酒井監督の手腕を称えるべきでしょう。
おめでとうございます。

 

 

 

レースはまず、東洋大学の1区の1年生・西山選手が圧巻の走りでした。
東洋大学の往路優勝への「流れ」を作りました。
青学・鈴木君は六郷橋の手前で、先に仕掛けました。
ワクワクしましたよ!お疲れ様!

 

 

 

東洋大学を追う青学は、2区・森田君が区間賞を獲る見事な走りでした。
山梨学院大のニャイロ選手と同タイムという結果を収めたのですから、最高の走りでしょう。
昨年卒業した一色君でさえも成し遂げ得なかった「花の2区」での区間賞。
おめでとう!!!

 

 

 

その後、3区・田村君は東洋大学を猛追するも、国道134号線に入ったあたりから汗が…。
続く4区・梶谷君も終始汗をかき、苦しみました。


昨日のブログにも書きましたが、もっとも恐れていた「気温」にやられた感ありです。
といっても、他大学のランナーと同条件で走っているわけで…。

お疲れ様!

 

 

 

5区・竹石君
初めての箱根で、しかも山登り…2分3秒差で襷を受け、厳しい状況でしたが、消えかかった総合優勝の可能性に火を灯してくれました。
足が痙攣して、二度立ち止まり、冷静に足を伸ばしてリカバリー…トップ東洋大学との差を36秒まで縮めました。
お疲れ様!ありがとう!!!

 

 

 

今日の復路の展望です。

 


東洋大と青学の差は、「36秒」…。

私は、4連覇への「射程圏内」だと信じています。



6区・小野田君は、山下りは3年目。

3年目にしてはじめて追う立場での復路スタートです。

その小野田君が、うまくレースを作ることができるかどうか?

ここが一番のポイントだと思います。

 

 

そして、8区にはエース下田君がアサインされるでしょう。
全日本大学駅伝では、足にマメができ、十分な力を発揮できませんでした。

どこまで復調しているのだろう?

 


6区・小野田君で東洋大を追い抜き、8区・下田君でゲームを決める…。

青学の復路は、このようなプラニングなのだろうと思います。

 

 

 

青学の復路のランナーには、足が痙攣しても最後まで粘った5区・竹石君の走りを無駄にしない走りをして欲しいです。

 

 


駅伝は、最後まで何が起こるか分かりません。

優勝の行方に興味大ですが、各校のすべての選手が途中棄権することなく完走できますように(祈)。