母校・青山学院大学が、昨日の箱根の往路で優勝し、箱根駅伝「三連覇」、今シーズンの大学駅伝「三冠」に王手をかけました。
今朝は、2位早稲田よりも33秒早く芦ノ湖を出発します。
「3」連覇と「3」冠を目指す青学にとって、2位早稲田との差が「3」「3」秒。
なんという皮肉…。
1区 梶谷選手
小柄ながらよくついて行きました。
最後は、鬼の形相で粘りました。
彼の走りが、青学に勢いをもたらしてくれたのだと思います。
2区 一色選手
4位でトップと4秒差で襷を受けました。
この花の2区に関しては、神奈川大の鈴木選手が素晴らし過ぎた。見事な走りでした。
残念ですが、一色選手もついていけなかったです。
一色選手は、1時間7分台で走り、区間3位でしたから、決して悪い走りではありません。
ただ、区間賞を一度獲らせてあげたかった。
3区 秋山選手
2位でトップ神奈川大学と38秒差で襷を受けました。
さすが、昨年の同区間の区間賞。そして、今年も区間賞!おめでとう!
出雲駅伝、全日本大学駅伝に出場しなかったので心配しておりました。
体調不良が続いていたそうですね。
にもかかわらず、13キロ地点でトップに立ち、2位を大きく引き離しました。
優勝できたとしたら、MVP候補だと思います。
4区 森田選手
2位早稲田に1分22秒差で襷を受けました。
森田選手は、全日本大学駅伝のMVPを獲った選手です。
区間2位の安定の走りでした。
5区 貞永選手
2位早稲田に1分29秒差で襷を受けました。
一番心配だったのが、この区間でした。
新「山の神」の神野大地さんが卒業した後の穴を、いかに埋めるか。
この区間が一番の課題だったと思いますが、トップで襷を受け、往路優勝のテープを切ることができたわけですから、貞永選手に拍手を送りたいと思います。
今日は総合優勝を目指すわけですが、早稲田には復路にもいい選手がいるのでしょう。
しかし、青学は主将の安藤選手、茂木選手、下田選手、田村選手を補欠として登録していて、この層の厚い4選手をまだ温存しています。
まずは、6区が重要です。
この山下りの6区は、おそらく小野田選手がエントリー通り起用されることでしょう。
昨年は1年生にもかかわらず、同区間で2位の成績を収めました。
今年も期待してよいのではないでしょうか?
この6区をうまく乗り切ることができると、その先に青学の総合優勝が見えてくるのだと思います。
10区で接戦になった場合、私も六郷橋あたりへ足を運んで、応援したいと思います。