厚労省がネット求人を監視するそうです。
1月7日の日経朝刊からご紹介します。
厚労省、ネット求人監視 「ブラック企業」摘発の効率化狙う
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厚生労働省は1月からインターネット上の求人情報の監視を始めた。
給与が業界平均より大幅に高い会社や、頻繁に求人を出している会社を探す。
情報を偽って集めた社員を酷使する「ブラック企業」と疑われる場合は、労働基準監督署が立ち入り調査する。
違法企業を摘発する業務をより効率的にする狙いだ。
厚労省は民間企業が運営する求人サイトや、ハローワークのホームページの求人情報を点検し、ブラック企業と疑わしい事例を洗い出している。
一定の効果が出れば、将来はネットの匿名掲示板も巡回し内部告発とみられる書き込みも参考情報として集める見通しだ。
労働基準監督署は企業を訪れて帳簿を調べ、違法な長時間労働や残業代の不払いがないかを確かめている。
違反があれば是正を勧告する。ただ、人員に限りがあるため、実際に立ち入りができるのはごく一部の企業だ。
ネット上の情報を使うことで、法違反が疑われる企業を選んで重点的に訪問できるようになる。
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