9月27日の日経朝刊から、厚生労働省の体制に関するお話を抜粋します。


厚労相補佐官に労働改革派

ここから
塩崎恭久厚生労働相は26日、大臣補佐官に経済同友会の菅原晶子執行役(50)を起用した。
労働時間規制の見直し、子育て政策の推進、持続的な社会保障政策の構築で大臣に助言する。
労働改革の推進派で、塩崎氏は「共通の立場に立っている」と話した。


菅原氏は2013年に2度目の出向となった内閣官房で成長戦略の取りまとめにあたった。
労働時間規制の適用を除外するホワイトカラーエグゼンプションの導入や外国人労働者の受け入れ拡大の政策立案に関わった。
保育分野でも、「准保育士」を提案し、専業主婦などの子育て支援員の実現に結びついた。


今後は自らが関わった政策の実行に移る。
菅原氏から攻められる立場だった労働官僚には警戒感が漂う。
「お目付け役が送り込まれ、骨抜きは許されない」との声が出ている。

ここまで


ホワイトカラーエグゼンプションなどを絶対に導入すべく、労働法制の規制緩和に関する政府の並々ならぬ意欲を感じます。

一般的に、政策に関しては官僚により法案化の時点で骨抜きにされるとよく言われますが、そうはさせまいとの気合を感じます。

一つ言えるのは、正しい方向に導いてほしいですね。
これからの厚生労働省の動きに注目です。