人事労務、社会保険関係とは全く関係のない記事なのですが、9月9日の日経朝刊から抜粋します。


84% 大学入学者の現役割合

ここから
文部科学省の「学校基本調査」から、ある年度に大学に入学した人のうち同年3月に高校を卒業した現役比率を計算すると、2014年度は84%に達した(速報値)。
1994年度は64%と浪人生よりやや多い程度だったが、この20年で現役生の割合が大きく拡大している。

背景には、大学と親・子ども本人の皆にとって、現役で進学する方が有利だと考えられる事情がある。
ここまで


今春、愚息が大学へ進学しました。
運良く、愚息自身が行きたい大学へ進学することができました。


2月頃、入学試験を受験する前の親子での議論…
その大学へ行けなかったら…

私は、「浪人してでも行くべき」とずっとアドバイスしていましたが、本人は「浪人するぐらいなら、それ以外の大学でいい」とのこと。
私「その大学へ行きたいというこだわりはないの?」、愚息「浪人してまで行きたいとは思わない」と、議論が噛み合いませんでした。

現役で大学へ入学する人が増えていますから、愚息には「大学には現役で行くもの」という価値観があった模様です。


私が大学へ進学した頃、私のクラスメートは50人ぐらいいて、現役入学は7人ぐらいと非常に少ない割合でした。

それが、いまや私の知人・友人のお子さんはほとんどが現役で大学進学しています。
愚息の友人もほとんどが現役で進学です。


世の中、変わったなぁと感じた記事でした。

「代々木ゼミナール」が全国20カ所の校舎を閉鎖するという記事が出ていましたが、このあたりの意識の変化が関連しているみたいですね。