今年の最低賃金に関する記事を、8月29日の日経朝刊から抜粋します。
最低賃金、全国平均780円 厚労省 今年度16円上げ決定
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厚生労働省は28日、2014年度の最低賃金が全国平均で時給780円となり、前年度より16円上昇したと発表した。
労使の代表が参加する都道府県の審議会が同日までに、地域ごとの最低賃金を答申した。
引き上げ幅は4年ぶりの大きさで、厚労省が7月に示した目安と同額だった。
10月から適用して、手取り収入が生活保護を下回る逆転現象もすべての都道府県で解消する。
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少し手続きが残っていますが、ほぼこの金額で決まりです。
左が10月頃からの新最低賃金額、( )内が現最低賃金額です。
神奈川 887円(868円) 10月1日から
東京 888円(869円) 10月1日から
その他の道府県はこちらで。
最低賃金の手取り収入が生活保護の金額を下回る逆転現象が一部ありましたが、今回の改正で初めてゼロになります。
最低賃金額スレスレで働いていらっしゃる方は、中小のオフィスや店舗、工場で働く人の約7%だそうですので、ご注意ください。