6月21日の日経朝刊から、労働者派遣法案が廃案になった記事をご紹介します。
派遣期間、上限撤廃先送り 有期雇用延長も継続審議
ここから
派遣労働者の受け入れ期間の上限をなくす労働者派遣法改正案は20日、廃案となった。条文のミスに野党が反発し、審議ができなかったため。政府は次の国会に法案を再提出する方針だ。
労働者派遣法改正案は、企業が人を替えれば、同じ仕事をずっと派遣社員に任せられるようにすることが柱だ。これまでは最長3年しか任せられなかった。例えば同じ会社の違う部署の派遣社員が、3年ごとに仕事を入れ替わればずっと働き続けることができる。
ただ提出した法案の条文で「1年以下の懲役」とすべきところを、「1年以上」とするミスが見つかり、野党が取り下げを要求。審議入りできないまま廃案となった。政府は次の国会で法案を再提出する見通しだが、2015年4月としていた施行日を先延ばしする可能性がある。
ここまで
驚きました。こんなことってあるんですねぇ。
数ヵ月前まで、労働者派遣法の改正の記事を新聞でよく目にしておりました。
民主党時代に強化した規制を、自民党が緩和するというものです。
しかしながら、誤字脱字により、審議入りできず廃案…。
単なるワープロの入力ミスじゃん…と思うのですが、やはりダメなのでしょうね。
いずれにせよ、これにより法律の施行が先延ばしになる可能性があるとのことです。
私も誤字脱字に気を付けなくては…。