年金に関して、大きな改正があるかも…そんな記事を2月27日の日経朝刊から抜粋します。
保険料の納付期間延長 厚労省検討 国民年金、最長65歳まで
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厚生労働省は全国民を対象とする国民年金(基礎年金)の保険料の納付期間を現在の40年から延ばすことを検討する。現在、加入者は原則20歳から60歳まで保険料を納めているが、最長65歳までにする。保険料を納める期間を延ばすことで、受給時の年金額を増やす狙いがある。
国民年金を受け取るための保険料は自営業者らは月1万5,040円。会社員は給料から天引きで納める厚生年金保険料に含まれている。国民年金を受け取るのは65歳からだ。年金額は保険料の納付期間に連動しており、最長の40年間納めると65歳から月額約6万5千円を受け取れる。
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国民年金は20歳から60歳前までの40年間納めます。
会社勤めの方は、厚生年金保険料が毎月の給料から引かれますが、その中から国民年金を納めていますのでご安心を…。
40年間納めると、65歳から毎月64,400円(平成26年度の金額)の老齢基礎年金が支給されます。
40年間納めていないと、納めていない期間に応じて満額64,400円から減額されます。
私なんて、20歳から会社に入社するまで納めていないので、どうあがいても満額もらえません。
私が20歳の頃は、大学生であれば20歳を過ぎても強制加入ではありませんでしたもので…。ちなみに、平成3年4月からは学生も強制加入です。いまは、申請により在学中の保険料の納付が猶予される制度もあります。
話しを元に戻しまして…
40年加入を45年加入にすることにより、老齢基礎年金の満額64,400円(月額)を増やすことを検討するというのがこの記事の内容です。
私の勝手な想像ですが…40年加入が45年加入となるわけですから、老齢基礎年金の満額は毎月64,400円から72,450円になるのですかね。
式 64,400円×(45年÷40年)=72,450円
老後の生活の安定に資するためにはいいかもしれないですね。