昨日(1月18日)の日経朝刊から、サッカーの話題を抜粋します。
外部の力に頼るJ トップの人材枯渇
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有力選手の欧州への流出が続き、人気が低迷するJリーグはかつてない危機にある。その中で大会方式の変更を巡る議論はもたつき、ダイナミズムの感じられない大東チェアマンの手腕には疑問符が付いていた。
とはいえ今回の人事には唐突感と不透明感がある。トップ交代のプロセスが十分説明されない中、旧幹部が人事に動いた影が残っていることに、各クラブの社長はもやもやとしたものを抱えている。ファンの支持を受けぬまま来年からの2ステージ制導入を決めた責任者が成否を見ぬまま去る。社長陣には「失敗したときの責任は誰がとるのか」という声がある。
危機の中、トップ人事にできる限りの時間と手間を掛けたとも言い難い。外部の力に頼るなら、今後は理事の枠内に限らず、より広く人材を求める手を考えるべきだろう。
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チェアマンが交代することには賛成です。
「飛ぶボール」で混乱させたプロ野球のコミッショナーもそうでしたが、逃げ足だけは速いなという感が否めません…。
2ステージ制への移行はJリーグにとって大きな問題です。「失敗したときだれが責任取るんだろう」と言いたくなる各クラブの社長の気持ちは分かるような気がします。
次期チェアマンは、仕事がどっさり残されていて大変です。
元リクルートの方だそうですね。リクルート社の行動規範は有名です。ご存知の方も多いかと思いますが、「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」というものです。
この規範の下でやってこられた方ですから、個人的に期待しています。
川崎フロンターレの武田信平社長が次期チェアマン候補であるとの新聞報道もありました。ですが、招聘されなくて良かったです。
武田社長には、何としてでも一度は胴上げを味わってほしいですから…。