昨日(1月8日)の日経朝刊から、ビジネスパーソンの資格取得に関する記事を抜粋します。
勉強時間の確保が課題 転職目的は少数派
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「仕事に役立つ」資格を持つビジネスパーソンの約半数が勉強時間を上手にやり繰りすることで資格取得につなげられたと回答した。一方、新たな資格取得を目指していないと答えた人のうち「勉強する時間がない」と「仕事との両立が難しい」を理由に挙げた人が計41.8%に上っており、効率的な時間の活用が資格取得のハードルになっている。
資格取得をめざす目的で一番多かったのは「仕事のスキルアップのため」で59.8%に上った。「転職したい」(8.4%)や「仕事で独立したい」(4.6%)は1割強にとどまり、現在の勤め先以外で資格を生かしたいと考えるビジネスパーソンは少ない。
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どんな資格でも、時間をかけなければ取得できないですよね。
そんなことが上段の記事の内容だと思います。
時間がないから資格を取れないと思っていらっしゃる方が、ことのほか多いようです。まぁ、そりゃそうなんでしょうけど…。
一方で、資格取得の目的は転職目的ではなく、仕事のスキルアップのためが多いそうです。
仕事に役立っている資格の1位は中小企業診断士。3位、4位あたりにはTOEFLやらTOEICといった英語関連の資格がランクアップされています。
このあたりの資格では転職に活かせるわけではないのかもしれませんね。
人事労務関連で申しますと、8位に衛生管理者がランクイン。
これに関しては、常時50人以上の事業所では必ず一人は置かなくてはなりません(労働安全衛生法で定められています)。
役立つ資格というよりは、誰かが取らなくてはならない資格という感じがしなくもないです。
転職や独立を目指さなくても、頭の体操ぐらいに思って資格取得を目指されるのもいいかもしれませんね。