おはようございます。
今日も宜しくお願い致します。
今朝はネットニュースから抜粋します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131026-00000893-bengocom-soci
就活生が不満「お祈りメール」 学生に「不採用の理由」を聞く権利はないのか?
ここから
「今回は残念ながら、採用は見送らせて頂くことになりました。今後のご活躍をお祈り申し上げます」
こうしたメールは、頼んでもいない「お祈り」はしてくれるが、就活生が一番気になる「不採用の理由」を教えてくれることはない。それどころか逆に「選考結果への問い合わせには一切答えない」と宣言するものも少なくない。
考えてみれば、応募者側は自分の経歴から個人的な体験、趣味など、プライベートなことも含めて「すべてをさらけ出せ」と要求される。それなのに、企業側は「何も答えません」というのは不公平だ。せめて不採用の理由を聞く権利ぐらいは、就活生にも認められるべきではないのだろうか。企業法務にくわしいT弁護士に聞いた。
「契約締結の自由は、企業を含め、世の中の誰にでも認められています。したがって、企業が誰と労働契約を締結するかも、原則的には自由です。法律等がない限り、企業には、誰を採用し、誰を不採用とするか、そして、どういう理由で採用したり、採用しなかったりするか、自由にできる権利があるのです」
なるほど、均等法や労働法などによる制限はあるものの、「どの人物を採用するか」については、企業側に幅広い「採用の自由」が認められているようだ。それでは、就活生の側の「不採用理由を聞く権利」はどうなのだろう?
「企業は権利の行使として不採用にしたわけですから、不採用理由について他から何か言えるということはありません。したがって、企業には、どういう理由で採用しなかったのかという『不採用理由』について開示する義務もありませんし、就活生には不採用の理由を聞く権利もありません」
残念ながら「不採用の理由を聞く権利」は、法的に認められているわけではないようだ。
ここまで
(お断り)弁護士名はイニシャルとさせていただきました。
学生の方からすると、一番知りたいのが「なぜ、不合格なのか?」ですよね。
それを聞き、修正すべきところを修正して、次のチャレンジに活かしたいところでしょう。
ただ、これって聞かれた方(会社の人事部など)からすると困る…。
私も会社勤めをしていた頃、中途採用で何度か不合格理由を聞きたいとお電話をいただいたことがあります。
本当に困りました。「当社では、合否の理由につきましては、お知らせしないこととさせていただいておりますので」とお役所みたいな対応しかできなかったのが、正直なところです(お役所さん、たとえ話に出してスイマセン)。
この記事に書いてあるように、「不採用理由を聞く権利」が法的に認められていないのであれば、その不合格理由を自己分析するしかないのでしょうね。
今日も、最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。