おはようございます。
今日も宜しくお願い致します。
昨日(10月29日)の日経新聞夕刊から抜粋します。


大卒31%が3年以内に離職 10年3月卒、前年度より2.2ポイント上昇 厚労省

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厚生労働省は29日、学校を卒業して就職後3年以内に仕事を辞めた割合が、リーマン・ショック後の2010年3月の大学卒業者で31.0%になったと発表した。前年度の卒業者と比べて2.2ポイント上昇した。

厚労省はこの年の卒業生の就職活動では、大手企業が採用を抑制したため、職場環境が厳しく離職者が多い業種への就職が増えたことが要因とみている。いわゆる「ブラック企業」の増加も大卒者の早期離職の背景にありそうだ。

就職先の業種別では、宿泊業・飲食サービス業が51.0%、教育・学習支援業が48.9%、医療・福祉が37.7%など。サービス関連で平均を大きく上回る離職率になった。
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以前書いたかもしれませんが、「七五三現象」という俗語があります。
中卒の7割、高卒の5割、大卒の3割が就職して3年以内に離職する現象のことです。
記事の31%とう数字は、大卒の方に限って言えば、その通りの数字ですね。


なぜこのような高い数字になるのか…理由はいろいろとあるのでしょうが、記事にありますように「ブラック企業」の増加も一因とのこと。
そんな背景の中で、宿泊業・飲食サービス業や教育・学習支援業の離職率が特に高いです。
こういう業界にブラック企業が多いということなのでしょうかね…。


入社3年で、半分の大卒の新卒社員が辞めるって…はっきり言って、異常だと思います。


最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。