おはようございます。
今日も宜しくお願い致します。
少し古い記事で申し訳ないのですが、9月14日の日経朝刊から抜粋します。
雇用保険積立金、過去最高6兆円 使途巡り労使対立
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厚生労働省は13日、雇用保険の2012年度決算を公表した。積立金の残高は5兆9,257億円となり、過去最高を更新した。十分な積立金があるとして経済団体は企業が負担する保険料率の引き下げ、労働組合は失業手当の給付水準の引き上げを要求。積立金の使い道を巡り、労使の意見は対立している。
雇用保険の財源は、労使で折半する保険料と国庫負担から成り立つ。積立金は景気が低迷していた2002年度には過去最低となる4,064億円まで減少したが、現在は雇用環境の改善などで回復している。
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お給料の額にもよりますが、毎月1,000円から2,000円程度の雇用保険料が引かれていると思います(万単位だったら、あなたのお給料は凄い!)。
通常は、お給料の1,000分の5、つまり0.5%分引かれています。30万円のお給料の方は、1,500円ですね。
会社も基本的にこれと同じだけの保険料を払っています(厳密に言うと、会社はこれとは別にもう少し払っています)。
この雇用保険の積立金が、なんと6兆円だそうです。
経済団体は、保険料率を下げろと主張。
労働組合は、失業手当(正確には「失業等給付の基本手当」)を増やせと主張。
お給料の0.5%分程度と、健康保険料や厚生年金保険料のような痛みがないので、失業で困っている人に厚い保護が出来ればいいのではないかと思いますがいかがでしょうか?
それとも、健康保険料や厚生年金保険料が高いから、せめて雇用保険料率を下げて可処分所得を増やすべきですかね?
そうそう、厚生年金保険料率が9月から上がります。10月のお給料から厚生年金保険料が引かれる額が増えます。
30万円のお給料の方は、保険料が25,149円だったのが、25,680円と531円アップします…コーヒー2杯分ぐらいですかね。
今日から長袖を着ようかな…。
今朝も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。