おはようございます。
今日も宜しくお願い致します。
少し前の記事ですが、8月26日(月)の日経電子版から抜粋します。
就活後ろ倒し、採用活動早まる真逆の現実
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就職活動の開始時期を遅らせて、学生にもっと学業に専念してもらおう――。こんな狙いで2016年卒採用から、就活の解禁時期が3カ月後ろ倒しされることが今春決まった。ところが、その決定を受けて今夏はむしろ実質的な就活が早まるという皮肉な現象を生んでいるという。
就活の後ろ倒しは企業にとっては選考期間が短くなり、「選考期間中に思うような人材が確保できるのか」という不安を生んでいる。不安に駆られた企業がインターンで優秀な学生に狙いをつけ、早めに囲い込もうと考えているというのだ。
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「学業に充てる時間をもっと増やしてほしい」として、政府が就活解禁の後ろ倒しを経済界に要請し、経団連など3団体が受け入れた話は記憶に新しいと思います。
2016年3月卒業予定の学生(現2年生)は、会社説明会は3年生の12月から3月に、面接などの選考は4年生の4月から8月に開始時期がそれぞれずれます。
しかしながら、これでは良い人材かどうかを見極める期間が短くなってしまうため、インターンシップを大学3年の夏に実施し、そこで見極めようとのこと。
したがいまして、実質的に就職期間が前倒しとなる可能性があるとのことです。
学生さんが学業に専念するための時間を作るための施策が、選考する側の企業の都合で、逆に学業に専念する時間が短くなる可能性が出てきます。
本末転倒のような気が致します…。
今朝は、雷の音で目が覚めました。川崎は久しぶりに、雨が本降りです。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。