おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
7月13日の日経朝刊から抜粋します。


働く女性、20~30代の7割 過去最高に

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総務省が12日に発表した2012年の就業構造基本調査によると、25~39歳の女性のうち働く人の割合が69.8%と過去最高を更新した。企業による女性の活用拡大や、家計を支える収入面の事情から子育て世代も離職せずに働き続ける傾向が強まっている。

働き盛りにあたる25~39歳の女性の有業率(仕事をしている人の割合)は66.8%だった2007年の前回調査から3ポイント高まった。この年代の女性は結婚や子育てを機に仕事を離れることが多く、前後の20代前半や40代以降よりも有業率が低くなる傾向があった。

日本の女性の有業率はグラフにするとアルファベットの「M」の形に近く、「M字カーブ」といわれる。2012年の調査ではくぼみが小さくなり、M字カーブの印象が薄まった。従来は30~34歳で有業率が最も低くなっていたが、晩婚化が進んだことにより12年は35~39歳が最低になった。

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女性の就業率をグラフにした際の「M字カーブ」ってご存知ですか?
「M字カーブ」とは、女性の有業率を年齢別にみると育児期の主婦層が前後の年代より下がるM字型になっているから、そのように呼ばれます。


これまでも何度か申し上げてきましたが、人口が減少している現状で、労働者を確保するには女性と高齢者の方の労働力の確保が必要です。
そういう意味では、今回の調査では、良い方向に進んでいる結果が表れたのではないでしょうか。


加えて、消費者の半分は(当たり前ですが)女性ですから、その視点に立った商品企画や販売方法等の提案が必要な時代です。
よくダイバーシティーと言われますが、男性の総合職だけで考えるのではなく、女性や高齢者や、外国人の方の知恵や発想が必要になってきていると言われます。
今後もこうした傾向は続くのだろうと思います。


三連休の最後です。どうぞ、良い休日をお過ごしください。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。