おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
6月22日の日経朝刊の記事を抜粋します。


「心の病」労災認定最多、昨年度475人 いじめ・セクハラ増加 自殺者も最多93人

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過労や職場のいじめでうつ病などの精神疾患にかかり、2012年度に労災認定された人は前年度から150人増えて475人となり、3年連続で過去最多を更新したことが21日、厚生労働省のまとめで分かった。上司とのトラブルやセクハラなど、職場の対人関係が原因で発症する事例が増加した。

厚労省は「医療機関でうつ病と診断される人が増えたことに加え、労災申請ができるとの意識も浸透してきた」と説明。同省は2011年12月から、業務による心理的負荷について具体例などを明示した労災認定の新基準を適用しており、「基準が分かりやすくなったことも要因」(職業病認定対策室)とみている。

労災認定された475人のうち、発症の原因では「仕事内容・仕事量の変化」が59人で最も多く、「嫌がらせ、いじめ、暴行」(55人)、「悲惨な事故や災害の体験・目撃」(51人)と続いた。
「嫌がらせ、いじめ、暴行」は前年度と比べて15人増えたほか、「上司とのトラブル」が同19人増の35人、「セクハラを受けた」が同18人増の24人となり、職場での人間関係が影響した労災認定の増加が目立った。

2012年度に長時間労働で脳梗塞や心筋梗塞などを発症して労災認定されたのは前年度と比べて28人増の338人。このうち死亡者は同2人増の123人だった。
認定された人の1カ月の平均時間外労働は「80時間以上100時間未満」が116人で最も多かった。

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嬉しくない記事です。
職場の人間関係が原因で心の病が発症するケースが増えているとのことです。長時間労働によって発症するケース(仕事内容・仕事量の変化)も高い水準で推移しています。

一方で、長時間労働により脳梗塞・心筋梗塞などのいわゆる過労死により労災認定されるケースも増えているそうです。

ブログにこういうことを書いて労災件数が減るわけではありません。特に、人間関係を解決できるわけではありません…。
しかしながら、長時間労働は自分の意志で短くする方向へ持って行ける可能性はあるような気が致します。自分で「あれ、俺(私)やばいかな?」と思った場合、少し仕事の手を緩めることはできませんかね…。それが出来ないから労災にかかっている訳なのでしょうが、セルフマネジメントもある程度必要な気が致しますが、いかがでしょうか?


最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。