おはようございます。
今日もよろしくお願い致します。
昨日(5月13日)の朝刊から新聞記事を抜粋します。


パート女性、早産リスク2.5倍 働き方が影響? 厚労省研究班

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パートタイムで働く女性は正社員などのフルタイムで働く女性や専業主婦と比べ、出産時に早産となるリスクが約2.5倍高いとの研究成果を厚生労働省研究班(代表研究者・斎藤滋富山大教授)がまとめた。

調査では37週未満の出産となった早産率は、全体で7.5%。フルタイム勤務は6.6%、専業主婦は6.5%だったのに対し、パートタイマーは12.5%で、統計処理すると、早産のリスクが約2.54倍高いと見込まれた。

調査した斎藤教授は「詳しい勤務実態は不明だが、パートでは立ち仕事が多かったり、休みが取りにくかったりする労働環境が影響している可能性がある。おなかの張りなどの異常を感じたときに休みを取りやすくする支援が必要だ」と話した。
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なぜ、この記事をピックアップしたかと言いますと…
私たち社会保険労務士の仕事は産前産後や育児休業も対象です。それにともなって、出産手当金、出産育児一時金や育児休業給付なども対象だからです。
お困りのことがあれば、お近くの社会保険労務士にご相談してみてはいかがでしょうか?


話を元に戻しまして、立ち仕事が多いとこのようなリスクが高まるのですね。初めて知りました。

記事の通り、おなかの張りなどの異常を感じたとき、妊婦さんがお休みを取りやすい環境が必要ですね。
男女雇用機会均等法では、妊婦さんが通院(保健指導又は健康診査を受ける)するための時間の確保をしなければならないことが定められています。ですが、これは予定されている通院であって、突然のおなかの張りには対応できていないかもしれません。
元気な子供が生まれてくるためには、より一層の対応・支援が必要なのかもしれませんね。


最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。