おはようございます。
今日もよろしくお願い致します。
昨日(5月1日)の日経朝刊の記事から抜粋です。


主要企業、一時金5.4%増 本社1次集計

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日本経済新聞社が30日まとめた2013年の賃金動向調査(1次集計、4月15日現在)によると、主要企業の年間一時金の支給額は前年比で5.42%増の162万5,730円と大幅回復した。賃上げ率(賃金改善と定期昇給を反映した月例給与の上昇率)は1.80%で、前年実績(1.83%)からほぼ横ばい。デフレ脱却を目指す安倍晋三首相が賃上げ要請をしたのに対し、企業側は一時金の積み増しで応えたことが分かった。
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安倍首相が春闘に入る頃、財界に賃上げ要請をしたことは過去のエントリーで書きました(→ここ)。
その結果、一時金(ボーナス)での積み増しが多かったそうです。
この一時金(ボーナス)の伸び率は過去10年間で最も高いとのことです。

一方で、毎月のお給料の賃上げ率は前年実績(1.83%)からほぼ横ばいの1.80%。
あまり伸びませんでしたね。


どこの会社もそうですが、毎月のお給料を減らすのはなかなか難しいです。一度上げてしまったら、なかなか下げることが難しい。
加えて、毎月のお給料が一時金(ボーナス)や、場合によっては退職金の算定基礎になるので、賃上げをすると一時金(ボーナス)や退職金へ影響が出ます。
ですから、賃上げには及び腰になるわけですね。

一方で、夏冬の一時金(ボーナス)であれば、洗い替えと言いますか、その都度で決めればいいわけです。
ですから、今春闘のように、儲かった場合は一時金(ボーナス)として支給する傾向があります。


貰えれば何でもいいかなぁとも思いますが、生活の基礎は毎月の給料なので、毎月のお給料の賃上げを来年は期待したいところですね。
しかしながら、10年ぶりの高い水準。ボーナスが楽しみという方も多いことでしょうね。羨ましい!


明日から4連休という方が多いと思います。今日一日、頑張って参りましょう!
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。