おはようございます。
今日もよろしくお願い致します。
今朝は真面目に…ちょっと古い新聞記事から抜粋します。


「6月以降は全社員出社を」ヤフーの社内通達が話題に

ここから
「6月以降は全社員が出社して勤務するように」。インターネット大手、米ヤフーが出した社内通達が、自由な風土で知られるシリコンバレーで話題となっている。従わない場合は退職を迫られる内容。ヤフーは実体のない在宅勤務者が多いとも報じられており、経営再建に注力するマリッサ・メイヤー最高経営責任者(CEO)の堪忍袋の緒が切れたようだ。

通達は人事部門トップ名で社外秘のメモとして社員に送られた。通達は「通路や食堂での何気ないやりとりが、素晴らしい決断や考えにつながることは少なくない」と指摘。「オフィスでのみ可能となる意思疎通や経験が大切だ」と強調している。

シリコンバレーのIT企業の多くでは結果が重視され、カジュアルな服装や柔軟な勤務形態が知られる。在宅勤務は育児や介護などに不可欠だという意見や、労働生産性を向上させるという調査結果もあり、今回の方針転換は論議を呼びそうだ。
ここまで


この「在宅勤務」ですが、生産性の向上云々という論議もありますが、大災害時のBCP(事業継続計画)の問題や新型インフルエンザなどの対応として注目されています。加えて、育児や介護に対する柔軟な働き方という意味でも注目に値します。
ご興味のある方のために、以下に参考となる手引きのリンクを貼っておきますね。
在宅勤務ガイドライン
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/guideline.html
在宅勤務での適正な時間管理の手引
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/dl/guideline.pdf


在宅勤務は、労働基準法にある「事業場外みなし労働」の問題です。
手続きさえきちっとすれば、会社にとっても働く人にとってもこれほどメリットのある働き方はないと思います。何と言っても、通勤しなくていいですからね。
現状は、これだけ通信技術が向上しても、利用度は少ないような感じが致します。


この在宅勤務を米ヤフーで禁止するという報道が出てから、新聞紙上等でもその是非について議論されています。
個人的には在宅勤務に賛成です。会社に勤めていた頃、家で仕事をよくやっていました(←褒められたことではないですが、持ち帰り残業ってやつですね)。
賛成の理由は一言…集中力が高まるから。余計な外線・内線電話が入らないし、話しかけられることもない。私にとっては、時間当たりの生産性がとても高まりました。


在宅勤務が絶対的にできない仕事もありますが、メリットとデメリットを考えつつ、ぜひ会社の仕組みとしてご一考されてみてはいかがでしょうか。


長文に最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。