おはようございます。
今日もよろしくお願い致します。
今朝は、ちょっと古いのですが3月22日の新聞記事から抜粋します。


10年後の暮らし「悪くなる」3割 仕事や年金に不安

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全国の20~40代の男女の約3割が「10年後の暮らし向きは悪くなる」と考え、生活水準の維持に不安を抱いていることが、東京大の2012年の調査で分かった。調査を始めた07年以降、将来を悲観的に見る回答は増加傾向にあり、研究チームは「リーマン・ショックや東日本大震災を受け、雇用や社会保障制度に不安を抱く人が増えている」と指摘している。

 「10年後の暮らし向きは悪くなる」と回答した人の割合は07年に15%だったが、リーマン・ショック後の09年には前年比3ポイント増の23%に、東日本大震災後の12年は同7ポイント増の31%となった。

不安感の原因を自由記述で尋ねると、子供の教育や親の介護の経済的な負担、年金制度の継続性への不信感を挙げる人が目立った。
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10年後ですから長期視点と言っていいと思いますが、その長期視点に立った生活が悪くなると感じる人が3割もいます。
しかも、その割合が2007年に15%だったのが倍増しています。その間に、リーマン・ショックや東日本大震災があったからでしょうね。
いま現在は、景気回復に光が差してきましたから、少しは緩和されているかもしれません。

その理由は、子供の教育、親の介護、年金制度といった私たち社会保険労務士の仕事に関わるものばかり。
個人的には、これからは介護問題がクローズアップされると思います。
育児についてはいろいろと改善がなされていますし、年金制度は私たちの手でどうすることも出来ない部分がたくさんあります。

そこで、介護。
各会社さんには、介護休業制度があると思います。これは、1万人超規模の会社にも、4~5人規模の会社にもあります。
ご家族を介護することとなったら………一度、介護休業制度をご点検されることをお勧めします。


今朝も暖かそうですね。一週間の締めくくりを頑張って参りましょう。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。