おはようございます。
今日もよろしくお願い致します。
今朝は、3月14日の新聞記事から抜粋します。


「うつ病対策が奏功」 自殺者、昨年3万人下回る 内閣府まとめ

ここから
内閣府は14日、2012年の全国の自殺者(確定値)が前年比9.1%減の2万7,858人になったと発表した。1月に警察庁が公表した速報値から92人増えたが、15年ぶりに年間3万人を下回ることが確定した。警察が3つまで推計する動機別では「健康問題」が同6.8%減の延べ1万3,629人、年代別では60歳代が同10.3%減の4,976人で最多だった。

内閣府は「うつ病患者や多重債務者に向けた国の総合的な自殺予防策に加え、自治体単位のきめ細かな対策も奏功したのではないか」(自殺対策推進室)としている。

うつ病対策では、厚生労働省が08年度から、一般内科を中心とした「かかりつけ医研修」を始めている。不眠などの症状がみられた場合は速やかに精神科医を紹介するなどし、うつ病の早期発見と治療につなげるのが狙いで、受講者は11年度までに約2万人に達する。
ここまで


私たち社会保険労務士は、企業で実施するメンタルヘルス対策のお手伝いをさせていただくこともあります。
その必要性を考えるにあたって、「年間の自殺者が3万人もいる」ということをよく耳にしてきました。
それが、15年ぶりに3万人を切りそうだということです。

この手の数字が減っていくことは喜ばしいことです。
とはいえ、2万7千人以上の自殺者がいるわけで、一日に75人以上の方が自ら命を絶っています。


自殺まで至るかどうかは別として、企業におけるメンタルヘルスは大変重要ですし、メンタルヘルスによる休職者も多くなっています。
ぜひとも、各企業におかれましてはメンタルヘルス対策の再点検をされることをお勧めします。


今朝はあいにくの天気です。桜の花が散らなければいいのですが…。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。