おはようございます。
今日もよろしくお願い致します。
昨日の夕刊から抜粋します。


若者の仕事でのトラブル防止 働くルール学ぶ場拡大  大学で出前授業/漫画交え中学生も

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働く時の基本的な法律やルールについて若者が学べる場が増えている。対象は就職活動中の大学生から、中学生にまで及ぶ。厳しい雇用情勢の中、会社に入ってから労働トラブルに巻き込まれる例が目立つことが背景だ。労働者の権利への関心は高まるだろうか。

 「うちは忙しいから有給休暇がない、と言われても、これは間違い。アルバイトにも有休は認められています」「仕事中にケガをしたのに、会社は労災保険に入ってないから個人の健康保険で治療代を出して、というのは違法です」

2月末、埼玉大(さいたま市)の教室で「労働法セミナー」が開かれた。就職を控えた4年生、就活中の3年生を中心に30人の学生が耳を傾ける。講師は埼玉労働局の幹部。昨年から同労働局が大学に出向いて初めて開催している労働法の出前授業の一つだ。
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就職を控えた大学生に対する労働法のセミナーの話題です。
「うちは忙しいから有給休暇がない」とか、「うちは労災保険に入っていないから個人の健康保険で治療してください」なんてことは、よくあるのでしょうね。

私も新卒で入社して1年目ぐらいの頃、こういうセリフに騙されていたかも(苦笑)?
また、就職活動をしていた頃、年休や労災なんて知らなかったと思います。
働く人は、有給休暇や労災保険などの最低限の権利は知っておくべきかもしれませんね。


こういうセミナーを増やして、働きやすい職場作りが出来て行けばいいなと思います。
この記事で書かれている「埼玉労働局」というのは、厚生労働省の労働行政に関する出先機関。東京には東京労働局、神奈川には神奈川労働局があります。
こういった公の組織や、私たちが属する社会保険労務士会などが啓蒙活動をする必要があるのでしょうね。


今日も頑張って参りましょう。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。