おはようございます。
今日もよろしくお願い致します。
今朝は日経新聞1面からの抜粋です。
女性の賃金、最高更新 昨年、男性の7割に差縮む 子育て支援なお課題(抜粋)
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女性の賃金が増えている。2012年のフルタイムで働く女性の平均賃金は前年比0.5%増の月額23万3,100円(所定内給与のみで残業代や休日出勤の手当などは含まない)と、2年連続で過去最高を更新した。男女間の賃金格差も過去最小に縮まった。賃金の伸び率では女性が男性を上回っており、女性の活用がデフレ脱却をめざす安倍晋三首相の経済政策、アベノミクスのカギを握りそうだ。
女性の賃金は1989年以降、前年を下回ったのは2年だけで、毎年の伸び率は男性をおおむね上回る。2012年、男性は0.2%増の32万9,000円にとどまった。女性の賃金水準は1990年には男性の6割程度だったが、2012年は7割を超えた。
働く女性の数そのものも増えている。2012年の女性の雇用者は前年より6万人多い2,375万人と過去最高を更新した。
日本では働く女性の6割が出産後に退職する。20代後半から30代の女性が仕事から離れる割合は先進国で突出する。女性を労働市場につなぎ留められれば、国内総生産を1.5%押し上げるとの試算もある。
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フルタイムで働く女性の賃金って男性の賃金の7割なんですね。
そして、その差が縮まってきているとのこと。
良い傾向にあると思います。
ご存知の通り、労働基準法では「使用者は、労働者が女性であることを理由として、賃金について、男性と差別的取扱いをしてはならない」と定められています。
ですから、新卒の初任給は、原則として男女ともに同じ賃金だと思います。
それにもかかわらず、男女で賃金の差がつくということは、男性が中心の会社が多く、男性の方が出世スピードが速いってことも影響しているのでしょうかね。
それと、女性は出産で6割の人が会社を退職しますから、フルタイムの人だけで見れば女性の方が年齢が低く、それに応じて平均の賃金水準も安めになるのですかね。
いずれにせよ、今後は女性のフルタイムの方が増えてくると思います。
女性の社会進出が景気を押し上げるのであれば、それは歓迎すべきこと。
育児休職中には社会保険料が免除される制度がありますが、それが産前産後休業中にも拡大される話もあります。
女性が働き続けることができる環境整備がさらに進むことが期待されます。
金曜日です。良い一週間の締めくくりとなりますように…。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。