おはようございます。
今日もよろしくお願い致します。
今朝は昨日の朝刊から抜粋します。
一線越えたか電脳の侵食 人間の職場どう確保?
ここから
コンピューターが人間の仕事を奪う。新しい話ではないが、真剣に考えるべき時にきたように思える。
情報技術の普及が雇用や賃金の増加を妨げているという見方も米国で出てきた。
情報革命の恩恵は大きいが、それを社会全体で被るには、次なる人間の職場をひらかなくてはならない。
人間だけにできる仕事として何が残るだろう。
情報機器を“下僕”として使うシステム設計やソフトウエア開発、経営戦略の決定、研究・開発、データの分析など問題意識や創造性を問われる仕事は残る。ただし、プログラムの作成などは低賃金のアジア諸国に外注される傾向にある。先進国の雇用は情報化とグローバル化の両面から脅かされるのがつらい。
機械に奪われないもう一つの分野は介護、保育などサービス業だ。難点は収入が多くないこと。原因の一つは政府規制にある。「政府が決める介護報酬に、質の高いサービスをする人が料金を上乗せできるようにすれば、競争を通じ高収入の“カリスマ介護士”も可能」と八代尚宏国際基督教大学客員教授。
規制緩和は起業の促進にも重要だ。企業には中途採用の拡大など転職しやすい環境づくりが求められる。終身雇用制や規制などで企業間や産業間の人の移動が妨げられてきた日本。技術の進歩が迫る労働力の流動化は大きな挑戦だ。
ここまで
IT化が進み、本当に便利になったと思います。昔、パソコンが無い中で、よく仕事をやっていたなぁと思うこともあります。
さて、記事の通り、IT化が進み、それが雇用や賃金の増加を妨げているそうですが、人間ができる仕事としてその情報機器を「使う」仕事が例示されています。
それ以外には、機械とは無関係のサービス業。ここでは、介護や保育などの仕事が例示されています。
今後、IT化で人間が行ってきた仕事が不要になり、その人たちを人間でしかできない仕事へと移すことが必要となってくるそうです。
そこで、妨げになるのが終身雇用制や規制(たぶん、解雇規制のこと?)など…とのこと。
こうした流れから、労働に関する法律が益々改正されていくのでしょうね。
注目しておきたいです。
今日は寒そうな空模様。
どうぞ、風邪などにお気を付け下さい。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。