おはようございます。

テンプレートをハロウィンにしてみました。ごちゃごちゃした感ありですが、いかがでしょうか?

今日から下半期という会社様が多いのではないでしょうか?私たち個人事業主にとっては、今日からが第4クォーターです。

いずれにせよ、新たな節目が始まる月ですから頑張って参りましょう!

今日もよろしくお願い致します。

 

 

 

10月から支払われるお給料の中から差し引かれる厚生年金保険料が微妙に増えることはご存知ですか?

これは、91日からの厚生年金保険料率が0.354%引き上げられているからです。

9月分の厚生年金保険料っていうのは、翌月の10月支給のお給料から差し引かれます。ですから、9月のお給料明細の厚生年金保険料額(8月分)と、10月のお給料明細の厚生年金保険料額(9月分)は異なります。

微妙に増えていますから、10月のお給料をもらったら、ぜひとも明細書をご覧になってみてください。

 

例を出して考えてみましょう。月給(厳密には、標準報酬月額)が30万円の方を想定しますね。

この方は、9月のお給料のときは、24,618円の厚生年金保険料が引かれました。

*保険料率は16.412%(働く人の負担は半分の8.206%)


これが、
10月になると25,149円の厚生年金保険料が引かれます。

*保険料率が0.354%引き上げられ、16.766%(働く人の負担は半分の8.383%)


(注)
9月から「標準報酬月額」が変更されている方がいらっしゃいます。また、保険料率をお給料にそのまま掛けるのではなく、保険料は標準報酬月額に保険料率を掛け合わせて導き出しますので、比較される場合は保険料額表をお使いください。


 

保険料額で見ますと、24,618円の保険料が25,149円に引き上げられるわけですから、2.2%の引き上げです。金額で言いますと、531円の引き上げです。

消費税のアップについて国会でもめましたが、厚生年金保険料は何事もなく上がっているような感じがします。

 

 

この厚生年金保険料率は2004年(平成16年)9月まで13.58%でした。これを毎年0.354%上げて行き、18年間かけて、2017年(平成29年)に18.3%までアップさせ、その時点で完了します。

2004年、この一連の保険料引き上げの時点での厚生労働省による説明では、「おおむね100年、給付と負担が均衡し、2017年以降は固定」と言っていましたが、果たしてどうなるのでしょうか?

 

 

 厚生年金保険料アップ(その2)へ続く…


 

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