おはようございます。
敬老の日ですね。9月15日が敬老の日だと思っていたのですが、ハッピーマンデーなんですね。
今日もよろしくお願い致します。
今朝の朝刊から…65歳以上3000万人超 総務省推計、「団塊の世代」が到達(抜粋)
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総務省が「敬老の日」に合わせてまとめた15日時点の推計人口によると、65歳以上の高齢者人口は3,074万人で過去最多だった。1947~49年生まれの「団塊の世代」のうち、47年生まれが65歳に達しはじめたことで前年比102万人の大幅増となった。0~64歳の人口は前年に比べ128万人減り、高齢化が一層進んだ。
日本の総人口(1億2,753万人)に占める高齢者の割合も24.1%(前年比0.8ポイント増)と過去最高を更新した。高齢者の人口と総人口に占める割合は比較可能なデータのある50年以降、増加を続けている。
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高齢化率が24.1%ですから、4人に一人が高齢者の方なんですね。
記事にありますように、団塊の世代の方々が65歳に達し始めたところです。今後しばらくは、高齢化率は加速して高くなることが予想できます(一年で0.8ポイント増加しているところに注目しておくべきです)。
高齢化率の国際比較をしたいと思います。諸外国のデータは2010年のものですから、ちょっと古くて申し訳ないです。
イタリア:20.4%、スウェーデン:18.2%、スペイン:17.0%、ドイツ:20.4%、フランス:16.8%、イギリス:16.6%、アメリカ:13.1%、韓国:11.1%、シンガポール:9.0%
それと、高齢化のスピードです。高齢化率が7%から14%になるために要した期間の国際比較が以下の通りです(14%が高齢化社会と呼ばれる一つの指標らしいです)。
フランス:115年、スウェーデン:85年、イギリス:47年、ドイツ:40年、日本:24年
日本は諸外国と比較して、短い期間で高齢化社会を迎えたと言えるのでしょうね。
こうなると何が辛いって、年金にしろ、医療制度にしろ、諸外国をお手本に出来なくなることではないでしょうか?逆に、諸外国が日本の高齢化社会への対応をお手本にしてくるのでしょう。
日本はどちらかというと、よその国のやり方を持ってきて、自国に適するようにうまくカスタマイズするのが得意な国であるように思います。これからは、日本は独創的な考えで、高齢化社会に対応していかなければならないのではないでしょうか?
各党で代表や総裁選挙が行われるようですが、早めに手当をしてほしいものですし、私たちも政策を注視する必要があると思います。
三連休の最後の日ですね。良い時間をお過ごしください。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。