おはようございます。

今朝は陽射しがまぶしいです。

今日もよろしくお願い致します。

 

 

昨日の夕刊の記事から…「もう何年も後輩がいない… 万年ルーキー、職場で焦る(抜粋)」です。

ここから

一体、いつになったら後輩が職場に入ってきてくれるのか。そんな思いを抱える若手社員が、新卒採用を減らしている会社で増えている。人呼んで「万年ルーキー」。職場でずっと最年少の彼らは、伸び盛りのネット企業などで後輩を動かす同世代をまぶしく感じつつ、今日も電話とりや飲み会幹事に精を出す。

 

「入社して9年。電話とりだけはベテランの域に入っている。この春、ついに主任になったが、後輩がいないから、僕は“名ばかり主任”だ」(日用品卸に勤める男性=31

 

かつてバブル期に大量の新人を採用した日本の会社も、2008年のリーマン・ショック以降は採用を凍結したところさえ少なくない。帝国データバンクが毎年春に実施している調査によれば「採用予定はない」と答えた会社は、中小企業も含めると、約1万社のうち4割前後に上る。大企業でみても2割前後が採用を凍結。特に不動産、卸売業、建設業などの伝統的な会社が手控えている。

ここまで

 

 

最近の新卒採用は、採用枠を決めても、いい人材がいなければその採用枠を満たすことをしていないと思います。よって、この記事のように「万年ルーキー」の方は今後も増えるかもしれませんね。

それに加えて、高年齢者に関しては65歳まで雇用することが義務化されます(法案が可決されました)。よって、若年層の方の雇用が減るのではないかという懸念さえもあります。

 

それにしても、この記事の方のように、30歳を超えて後輩がいないというのは、何とも寂しい気がします。

入社して数年経つと(イメージ的には20歳代)、OJTOff-JTを通して、新入社員の方々に教育することを任されることがあります。この狙いは、新入社員が実務能力を身につけることは当然ですが、教える側の中堅社員が一層ステップアップするところにあります。新入社員の育成というよりも、中堅社員の育成の方がメインだと思います。

人を教えることの難しさを20歳代で知り、自分に足りないものを認識し、その足りない部分を自分で補って…そして、管理職へと育っていくのだろうと思います。

そういった仕組みを持てない会社は、行く行くは管理職の「質」が下がっていくのではないかという懸念を持ってしまいますが、いかがでしょうか?

 

 

柄にもなく、真面目なお話しで失礼しました!

東京地方は夕方から雨らしいですね。傘をお忘れなく!

お付き合いいただきまして、ありがとうございました。


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