おはようございます。
連休中のエアポケットのような日ですね。
今日もよろしくお願い致します。
年が明けて、丸4ヶ月が経ちました。早いもんですね。
今日は、5月1日です。メーデー(May Day)ですね。
メーデーって聞いたことありますか?働く人の祭典とでも言いましょうか…。
はちまきをまいてシュプレヒコールをしている姿を、今日の夕方のニュースで見ることができるのでしょうか?
メーデーというと、労働組合というイメージがあります。
皆さんの会社には労働組合はありますか?
調べてみましたところ、2010年6月現在…つまり、2年前のデータですが、労働組合の組織率は18.5%です。
簡単に言えば、日本中で働いている人の中で労働組合に加入している人は、5人に一人を切っているということです。
会社の規模別に見ますと、1,000人以上の会社では組織率が46.2%、100人から999人の会社では14.2%、99人以下の会社では1.1%です。
一方で、1,000人以上の会社に勤める人の割合は22.3%、100人から999人の会社に勤める人の割合は27.5%、99人以下の会社に勤める人の割合は49.4%です。
大まかに数字を掴みますと、約50%の方が勤める99人以下の会社にはほとんど労働組合がない(組織率1.1%)ということ。
労働組合は大企業に多い(1,000人以上の会社で組織率46.2%)ということ。
高度経済成長期であった1970年…つまり、いまから約40年前の組織率は35.4%と3人に一人が加入していました。
それが1980年に30.8%、1990年に25.2%、2000年に21.5%、2005年には18.7%と右肩下がりです。
大きな流れとして、労働組合に加入する人は減っているということを覚えておけばよいと思います。
つまり、大きな視点で見ますと、会社は労務を行うにあたって、労働組合という言わば「集団」を相手にしていたのが、だんだんとその労働組合が解散したりなくなったり、新しく作られた会社には労働組合がなかったり、あるいはパート社員の方が増えたりして、だんだんと「個人」相手になってきているということです。
それによって、2008年3月(いまから4年前)に労働契約法が施行されました。
集合的な労働関係については、労働組合法の規定に従わなければなりません。
個別的には、この労働契約法に則って会社は対応していくこととなるのだと思います。
特に、中小企業で労働組合のない会社の経営者様は、この労働契約法
あたりは少し勉強されておいてはいかがかと思います。
非常に短い法律ですが、中身は濃い感じがします。結構、深い!
ぜひ、このゴールデンウィークにお読みになられてはいかがでしょうか?
今日と明日と出社される方は、頑張りましょうね!
世の中にゃ、海外にでも言っている方もいらっしゃるんでしょうね。羨ましい!!!
お付き合いいただきまして、ありがとうございました。