2年前に夫が勉強モードに入ったとき、夫はA3の解答用紙を家でコピーしたいと言い出し、コピー機を買おうとしていたため、私が阻止したのだが、また今回もコピー機を買いたいと言い出した。
ちゃんと勉強するなら良いが、3ヶ月ともたない勉強のためにA3が印刷できるほどの巨大なコピー機を家に置くわけにはいかない。
ノートに解答を書き出すのじゃダメなのか?と聞いても、「本番に近い用紙で勉強したい」とのこと。
解答用紙のこと気にしてるくらいなら、1問でも問題を解きなさいよ、と思うものの、夫は形から入らないと進まないのも事実。
私がどうしたらよいものか…と悩んでる間に、夫が閃いた。
「俺、消えるボールペン買ってくる!」
私がコピー機に抵抗しているのを感じ取り、夫も解決策を考えてくれたようだ。
なるほど、消えるボールペンを使えば解答用紙を繰り返し使えるし、筆跡もシャーペンよりは見えにくい。
でも、消すの大変では?と聞いたところ、
「電子レンジでチンする!」とのこと。
いやいやいや、火事でも起こしたら、文字と一緒に我が家も消えるんだが。
私からはドライヤーを提案したが、夫は最終的にアイロンの「低」でサッと器用に全面に書いた文字をキレイに消していた。
※アイロンも紙を焦がしそうなので、私は非推奨
新しいボールペンを手に入れ、ご満悦の夫は2年前に購入した問題集を取り出してきていたので、形から入るのも悪くないと思った。