ずっーと前から気にはなっていました。
最初に気付いたのは16年前程だったでしょうか。
夜中にとても息苦しくなり、跳び起きたことがありました。
起きた瞬間、大きく息を吸い込んでいました。息をはくことができず、とにかく大きく息を吸ってました。
そして、やっと息を吐いて普通に呼吸する出来るようになって、「俺、今、息してなかったよな?」と
思ったのです。
昔から、昼間眠気はありました。しかし、寝る時間も少ない時も多々あり、「寝不足」でかたずけていました。
前日長い時間寝ても「寝すぎ」で逆に眠いってことでかたずけていました。
「不規則な生活が昼間の眠気は睡眠時間に関係しているもので、眠気が来てしまうのは単なる気のたるみだ!」と思っていましたし、周りもそう思っていたはずです。
若い時は、確かに大事な時は気合いを入れて集中していれば、眠気を感じることはありませんでした。
しかし、年をとるごとに、これがだんだん効かなくなってきました。
32歳ぐらいから引越して通勤時間がかかるようになると、生活はある程度規則正しい生活になりましたが、
眠気は改善されませんでした。
このころから、「睡眠時間に関係なく、違う原因があるんじゃないか?」と思い始めていました。
しかし、このころはまだsasはそれほど認知されておらず、自分もそんな病気があることはしらなかったのです。
そして昨年、40歳を過ぎた時にはもう限界にきていました。
どんなに集中しようとしても耐えられないのです。
この眠気は突然襲ってきます。そして一旦襲ってくると、5分でもいいので、一回眠ってしまわないと
ひたすら押し寄せてきます。っていうか絶対耐えられません。
そうした時は、トイレに駆け込んだり、だれもいない場所を探して、5分~10分ぐらい眠ります。
そうすると、次の眠気が襲ってくるまで、2~3時間は持ちます。
これが1日に2、3回です。
間隔が短い時なんかは1日に5~6回、30分~1時間間隔で襲ってきます。
このころには、sasがかなり認知されていて、私も3・4年前から知ってはいました。しかし、3・4年前は、まだまだ病気としてはマイナー。治療が出来る病院はとても少ない感じでした。それこそ地方では皆無です。
昨年の2月から関東に転勤してきていましたので、「東京だったら専門のクリニックはあるんじゃないか?」と思いつつ、時間等の関係でなかなか探して検査に行こうという感じにはなりませんでした。
ところが、集中できない時間が増えてくると、当然仕事にも影響してきました。
注意力がなくなりますし、眠気を感じながら仕事をしている間はほとんど自分がやった作業を覚えていない状態が生まれていました。
そんな中、日曜日のニュース番組でsasの特集をやっていて、専門のクリニックも紹介されていました。
そこで紹介されていた患者の方々が、治療を受けたあとにとても爽快な顔をされているのを見て、「もしsasだったとしたら、治療したらこんなにも爽快になれるんだー」と思い、とにかく検査を受けて白・黒はっきりさせることを決断したわけです。
そして本日、その結果が出ました。結果は重症のSAS。
やはり・・・、やはりsasだったのか!!!
しかし、これで原因ははっきりしましたし、治療すれば、これからはすっきりとした日々がおくれるわけです。
これから治療の日々が始まります。
将来的に完治するかしないかはsasの原因次第ですが、とにかく、これからは暫く地道にsasの治療を続けていき、その日々で得た情報を、同じ症状で悩む方々に公開していきたいと思います。