仮面同窓会 | こぶたのしっぽ

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見たこと聞いたこと、感じたこと思ったことを、書いていけたらと思います。

仮面同窓会/雫井 脩介
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「仮面同窓会」を読みました。

人は、1つ間違いを犯すと

もう軌道修正をすることは困難なのだろうか?

そんなことを考えさせられる作品でした。

しかも、主人公の男は、どちらかというと

巻き込まれ感が強いように感じたので

尚更、軌道修正ということに対して考えさせられます。

間違いを犯さない人なんていないと思うし

そこからの修正がままならず、ズルズルと

悪い方に引き込まれてしまう感じは

救いがなく、読後感はいいとはいえず、

但し、現実離れしているかというと

そういうこともないところが、

余計に切なかったりもします。