- 銀色の絆/雫井 脩介
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「銀色の絆」を読みました。
雫井脩介の作品は何冊か読んでいますが
作品によって、ガラッと雰囲気が変わるのが
すごいなと思っていつも読んでいます。
この小説は、ざっくり言うと
フィギュアスケートを習っていた子とその親の
成長の物語とでもいう作品です。
成長というのは主に人としてという部分に
重きを置いて描かれているのですが、
それと同時に、最終的にオリンピック、日本選手権だ、
世界だ、と活躍していく選手になるには
やはり普段生活している人間には
想像もつかない世界に選手もそれを支えている側も
いるんだな思いました。
勿論フィクションなので、実際は違うのかもしれませんが、
そういう世界を垣間見える面白い作品でした。