銀色の絆 | こぶたのしっぽ

こぶたのしっぽ

見たこと聞いたこと、感じたこと思ったことを、書いていけたらと思います。

銀色の絆/雫井 脩介
¥1,728
Amazon.co.jp

「銀色の絆」を読みました。

雫井脩介の作品は何冊か読んでいますが
作品によって、ガラッと雰囲気が変わるのが

すごいなと思っていつも読んでいます。

この小説は、ざっくり言うと

フィギュアスケートを習っていた子とその親の

成長の物語とでもいう作品です。

成長というのは主に人としてという部分に

重きを置いて描かれているのですが、

それと同時に、最終的にオリンピック、日本選手権だ、

世界だ、と活躍していく選手になるには

やはり普段生活している人間には

想像もつかない世界に選手もそれを支えている側も

いるんだな思いました。

勿論フィクションなので、実際は違うのかもしれませんが、

そういう世界を垣間見える面白い作品でした。