よろずのことに気をつけよ | こぶたのしっぽ

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よろずのことに気をつけよ (講談社文庫)/川瀬 七緒
¥823
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読書の秋ということで、本をガシガシ読んでいます。

呪いを題材としたミステリー小説とでもいいのでしょうか、

「呪い」というものは日常とかけ離れているイメージがありましたが

この小説を読む限りでは、「呪い」というものは

日常のすぐ裏で行われていることであるようで、

怖さが感じられました。

呪いのルールなども色々と説明が出てきますが、難しくなく読めるのは

次から次へと謎が出てきて、早い段階でストーリーに引き込まれたからかもしれません。

呪いを身近に感じるというのもどうかと思いますが、

実際にあってもおかしくはないという、リアルさがこの作品にはありました。