グレイヴディッカー | こぶたのしっぽ

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グレイヴディッガー (講談社文庫)/高野 和明
¥720
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改心した悪党、八神は骨髄ドナーとなって他人の命を救おうとしていた。

だが、移植を目前にして連続猟奇殺人事件が発生。

巻き込まれた八神は、白血病患者を救うべく、

命がけの逃走を開始。

謎の殺戮者・グレイヴディッカーとは?

首都全域を舞台に繰り広げられる追跡劇


この小説は読み始めて数ページで、一気にトップギアに入り

そのままのスピードで最後まで駆け抜けます。

プチ・ハリウッドのアクション映画的な展開ですね。

開始5分で事件が起きて、一気にド派手なドンパチが始まる。

そんな感じの小説でした。

こっちの準備もままならないまま、

「え?どういうこと?どうなってるの?」と思いながら、

どんどんページをめくっていってしまいます。

謎も二転三転、最後まで分からないし、久しぶりに

次々とページをめくるのが楽しい小説でした。