ユニコーン/イーガジャケジョロ | こぶたのしっぽ
- イーガジャケジョロ(初回生産限定盤)(DVD付)/KRE

- ¥3,888
- Amazon.co.jp
ユニコーン最新アルバム「イーガジャケジョロ」を聴きました。
聴き終わってまず思ったのは、ここにきて更に進化する
ユニコーンというバンドの凄さ。
真剣に全力で遊ぶ、口で言うのは簡単だけれど
それを実践する凄さ。
好き勝手に拡がっているようでいて、実はキッチリ最終的に
かなり高い完成度を誇る作品を作る間違いのなさ。
とても素晴らしいアルバムだと思いました。
思えば、復活第1弾アルバムの「シャンブル」は、
もしユニコーンが解散していなければ、こんな感じのアルバムを
作ったのかな、と創造させるアルバムでした。
そしてそれを受けての2枚目「Z」は、復活、ツアーを経て、
本当の意味での、2011年のユニコーンが出す、
バンドのグルーヴを前面に押し出して見せつけたアルバムに思いました。
そしてこの3枚目は、前2作を軽く超えて、今まで見たことないような
アルバム内のバランスを見せてくれる、
そして今この時代に音楽って、バンドって楽しいんだよ、
同時に音楽の力そのものをも魅せつけてくれる、
そんなアルバムだと思います。
私は、アルバムのリード曲である、「KEEP ON ROCK’N ROLL」が大好きです。
ABEDONが民生が歌うのを前提に作った曲は、ダイレクトに
楽曲の素晴らしさが伝わる曲が多いのですが、
また一つそういう曲が増えました。
この曲をアルバムのど真ん中である(全14曲)7曲目に持ってきてるのも
その表れだと思います。
やはり、ユニコーンは私にもう少しだけ頑張って生きてみようよ
という力を与えてくれます。

