ユニコーン/イーガジャケジョロ | こぶたのしっぽ

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ユニコーン最新アルバム「イーガジャケジョロ」を聴きました。

聴き終わってまず思ったのは、ここにきて更に進化する

ユニコーンというバンドの凄さ。

真剣に全力で遊ぶ、口で言うのは簡単だけれど

それを実践する凄さ。

好き勝手に拡がっているようでいて、実はキッチリ最終的に

かなり高い完成度を誇る作品を作る間違いのなさ。

とても素晴らしいアルバムだと思いました。

思えば、復活第1弾アルバムの「シャンブル」は、

もしユニコーンが解散していなければ、こんな感じのアルバムを

作ったのかな、と創造させるアルバムでした。

そしてそれを受けての2枚目「Z」は、復活、ツアーを経て、

本当の意味での、2011年のユニコーンが出す、

バンドのグルーヴを前面に押し出して見せつけたアルバムに思いました。

そしてこの3枚目は、前2作を軽く超えて、今まで見たことないような

アルバム内のバランスを見せてくれる、

そして今この時代に音楽って、バンドって楽しいんだよ、

同時に音楽の力そのものをも魅せつけてくれる、

そんなアルバムだと思います。

私は、アルバムのリード曲である、「KEEP ON ROCK’N ROLL」が大好きです。

ABEDONが民生が歌うのを前提に作った曲は、ダイレクトに

楽曲の素晴らしさが伝わる曲が多いのですが、

また一つそういう曲が増えました。

この曲をアルバムのど真ん中である(全14曲)7曲目に持ってきてるのも

その表れだと思います。

やはり、ユニコーンは私にもう少しだけ頑張って生きてみようよ

という力を与えてくれます。