絆回廊 | こぶたのしっぽ

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絆回廊 新宿鮫Ⅹ/大沢在昌
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「絆回廊 新宿鮫X」を読みました。

やくざも恐れる大男が「警察官を殺す」との情念を胸に

22年の長期刑を終え新宿に帰ってきた。

その大男を阻止すべく捜査を開始した新宿署刑事・鮫島。

しかし、そこに関わる沢山の人々に・・・

私は、新宿鮫シリーズを読むのはこれが初めてだったのですが、

面白く読みました。

ああ、これが新宿鮫かと。

なんというか、中国人が沢山出てくるのは今と言う時代を感じさせるし、

さらに今作品に出てくる中国の組織は、中国とも日本とも

どちらでもあり、どちらでもない、恐ろしい存在が暗躍していて、

その組織の存在が非常に読んでいて空恐ろしさ感じました。

非常に「読ませる」作品なので、

真珠鮫シリーズ、他のものも読んでみようと思いました。