流星ワゴン | こぶたのしっぽ

こぶたのしっぽ

見たこと聞いたこと、感じたこと思ったことを、書いていけたらと思います。

流星ワゴン (講談社文庫)/重松 清
¥730
Amazon.co.jp

「流星ワゴン」を読みました。

死んじゃってもいいかなあ、もう・・・。

38歳秋、その夜、僕は5年前に交通事故死した父子の乗る、

不思議なワゴンに拾われた。

そして自分と同い歳の父親に出会った。

時空を越え、ワゴンをめぐる人生の岐路になった場所への旅。

やり直しは叶えられるか?

この小説は、全くの自分ごとというか、自分に当てはまる部分がかなりありまして、

今の自分と同じ歳の父親と会う(ことはないのだけれど・・・)となった場合、

どんな会話をし、自分にどんな心境の変化が起こるのか?

はたまた変化はないのか?

そんな事を考えながら読みましたね。

人生の岐路に立った場所に戻り、あの時どうだったのか?

その選択、行動、発言で良かったのか?

今そこに戻って別の行動をとれば、その先が変わるのか?

良くなるのか?

確かに考えた事あります、自分は。

そういうの、自分なら・・・みたいに思いながら読みました。

あまりにも近く感じた小説だったので、かなりハマッって読んでしまいました。

この小説を読み終わったあと、「黒ヒゲ危機一髪」を買って、

子供とやってみたい気持ちになったのは私だけでしょうか?

(あたまっち)