私が出会った殺人者たち | こぶたのしっぽ

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わたしが出会った殺人者たち/佐木 隆三
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「私が出会った殺人者たち」を読みました。

とある雑誌で、この本が紹介されていて、「読み終えた後はインパクトが強すぎて頭からはなれ

ない」や、「夢にも出てくる」等々書かれており、興味深かったので読んでみました。

殺人犯に取材を重ねてきた著者が、18人の犯罪者を取材を元に書いた事件の裏の

人間模様です。


で、読み終えてみた率直な感想ですが、そこまでこう「夢にも出てくる」ほどではなく、

淡々と読み終えました。

自分がまだ生まれる前の事件の犯罪者のものから、つい最近の事件まで18人の犯罪者に

取材した記録ですが、やはり自分がニュースで見ていた人間の取材の章はさすがに

興味深く読ませてもらいました。

例えば、麻原彰晃、こと松本智津夫、福田和子、宮崎勉、林真須美、小林薫、宅間守、

などです。

読んでみると、やはり「紙一重」というか「隣合せ」という言葉ガ頭に何度か浮かびました。

うまく言えないけど、決して他人事ではなく、ましてや別の世界の話ではなく、

日常と地続きなんだということも強く感じました。

(あたまっち)