邂逅

大学理事長が失踪したと、捜索願が出された。

しかし捜査を始めると母親の態度は一変、非協力的に。

大学関係者も言う事がはっきりせず、状況は遅々としてつかめない。

一方、女性の遺体が仙台で見つかり、別件で追っていた大学職員の失踪者だと判明した。

２つの事件につながりはあるのか？

これはなかなか、硬派な刑事ものの小説でした。

面白かったです。

なかなか事件の全容が見えず、捜査も遅々として進まないんですね。

最後の最後まで事件の真相、全容が明らかにならず、かなり引っ張られます。

ホントに引っ張るなあ～、という印象はありましたが、でも面白かったです。

このての警察小説は、割とハズレがなく安心して読めますね。

（あたまっち）

こぶたのしっぽ