- 湊かなえの「少女」を読みました。
- 少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)/湊 かなえ
- ¥1,470
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高2の夏休み前、由紀と敦子は転入生の紫織から衝撃的な話を聞く。
彼女は親友の自殺を目にしたというのだ。
その告白に魅せられた2人の胸にある思いが浮かぶ。
「人が死ぬ瞬間を見たい」
由紀は病院へボランティアへ行き、重病の少年の死を、
敦子は老人ホームで手伝いをし、入居者の死を目撃しようとする。
少女達の好奇心の果てに迎えた衝撃の結末とは?
湊かなえの小説は、なんかえぐられるな~、っていう感じがします。
どこを?何を?と聞かれると困るけど、読んでて何かをえぐられる感じがするのです。
人間が持つ残酷な部分を、スッと差し出されるような。
チクッと痛さがあるけど、ストーリーや構成、話の展開が絶妙なので、どんどん引き込まれてしまいます。
今のところ、湊かなえの小説はハズレがないです。
(あたまっち)