4・7の余震 | こぶたのしっぽ

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見たこと聞いたこと、感じたこと思ったことを、書いていけたらと思います。

4・7の宮城、震度6強の最大余震で、再び電気、水道が使えなくなり更新が出来ませんでした。


幸い、今日現在、全て復旧しました。


昨日、一昨日と福島でも震度6クラスの余震が起こっていて、全く落ち着きません。


7日の余震の時は、家族3人就寝中でした。


「ドドド!」という音と強い揺れに飛び起きて、ちび太のもとにかけよります。


テレビとかでも震災直後から何度も、同じくらいの規模の余震がくる可能性のことは言われていたので、


「遂に来た!」「大きい!」「ヤバイ!」「揺れが長い!」、「!!電気が消えた!」「また停電!?」


揺れてる間、色んな言葉がグルグル頭の中で駆け巡りました。


揺れが収まり、真っ暗な家の中を懐中電灯で見て回ります。


(ちび太は幸い、目を覚ましませんでした。)


やっと片付け終わった家の中が再びメチャクチャに・・・・。


水がまだ出ることを確認すると、断水になることに備えて風呂場に、ペットボトルに、バケツに、水を汲むようにぷりんに頼み、部屋を見て回る。


「(停電、断水も含めて)また1からやり直しか・・・。」


うんざりする気持ちがよぎりますが、うんざりしてる時間もありません。


外では避難を呼びかけるサイレンが鳴り響いています。


停電しているのでケータイのワンセグでテレビを見ると、津波注意報がでていました。


ただアナウンサーが、「津波は既に到達した模様」と言っていたので、大丈夫なのか?どっち?


気持ちが半々になります。


外は真っ暗。


周りをみると懐中電灯の光と、人影が続々。


聞くと、避難所に一応向かうとのこと。


車のエンジンをかけてラジオを大音量にして情報を聞いている人もいます。


どうする?


とりあえず、いつでも避難できるように避難道具一式を車に積んで、ぷりんと身辺の状況と様子を見ていました。


ちび太が寝てるので、できれば起さずこのまま朝まで過ごせれば、という気持ちと、まだ夜中の12時、停電で朝までの間に再び大きいのが来た時は、ということを考え避難所に行ったほうがいいのか、迷います。


しばらくすると、避難所の方角から人が戻ってきました、


「津波注意報解除されたって」


そうか・・。


こうして、その夜はそのまま普通に家で就寝しました。


ただし、次の日から、再び電気、水、ガス(は元々まだ復旧してない)のない生活に戻ったのでした。


震度6で余震。


本震と比べるから「余震」の3文字で括られるけど、数字だけ見ると「震度6」「M7.0」、余震の数字じゃないだろうと言いたい気持ちです。


(アタマッチ)