- レスラー スペシャル・エディション [DVD]/ミッキー・ローク,マリサ・トメイ,エヴァン・レイチェル・ウッド
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「レスラー」見ました。
全盛期が過ぎ家族、金、名声を失った元・人気レスラー・ランディ。
ある日、心臓発作を起した彼は医者から引退勧告を受ける。
新しい仕事に就き、疎遠だった娘との関係修復をはかり、なじみのストリッパーに心をよせるランディ。
しかし、そのどちらもうまくいかなかった時に彼は悟る。
たとえ、命の危険があろうとも、自分はプロレスラー”ザ・ラム”としてしか生きられないということを。
これは切なかったです。
プロレスラーとして生きるしか自分の居場所を見出せなかった。
もし可能なら、他の居場所を見つけたり、やり直せるならやり直したいかもしれない。
でも、うまくいかない。
自分が出来るのはコレだけなのか?
別に、この映画のランディだけでなく、自分も含めて、どこか当てはまるかも・・・、、と感じる部分がこの映画にはあると思う。
だから、それ故にすごく哀愁というか切ない想いが、他人事じゃないような気持ちとともに、映画を見てる間、襲ってきます。
とても他人事には思えない。
見ていてそう感じました。
ただし、オレにはこれしかないんだ!!
という、強い意志の力も、同時に伝えてくれる作品であるとも思いました。
切ないだけでは、胸に響かないですし。
どこかで、小さくてもいいから、やはり強い力、光を見たいんです。