レスラー | こぶたのしっぽ

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見たこと聞いたこと、感じたこと思ったことを、書いていけたらと思います。

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「レスラー」見ました。


全盛期が過ぎ家族、金、名声を失った元・人気レスラー・ランディ。


ある日、心臓発作を起した彼は医者から引退勧告を受ける。


新しい仕事に就き、疎遠だった娘との関係修復をはかり、なじみのストリッパーに心をよせるランディ。


しかし、そのどちらもうまくいかなかった時に彼は悟る。


たとえ、命の危険があろうとも、自分はプロレスラー”ザ・ラム”としてしか生きられないということを。


これは切なかったです。


プロレスラーとして生きるしか自分の居場所を見出せなかった。


もし可能なら、他の居場所を見つけたり、やり直せるならやり直したいかもしれない。


でも、うまくいかない。


自分が出来るのはコレだけなのか?


別に、この映画のランディだけでなく、自分も含めて、どこか当てはまるかも・・・、、と感じる部分がこの映画にはあると思う。


だから、それ故にすごく哀愁というか切ない想いが、他人事じゃないような気持ちとともに、映画を見てる間、襲ってきます。


とても他人事には思えない。


見ていてそう感じました。


ただし、オレにはこれしかないんだ!!


という、強い意志の力も、同時に伝えてくれる作品であるとも思いました。


切ないだけでは、胸に響かないですし。


どこかで、小さくてもいいから、やはり強い力、光を見たいんです。